都心から一時間程度の海や山など自然に囲まれた住宅をアトリエ兼住居にする改修

住まい、アトリエ、厨房、工房など様々な要素をコンパクトな既存住宅に取り入れるにあたり、施主と共に決めたテーマは「クラス」。コンパクトながら上質な意味で「class」、家族が学校のクラスメートのように共に成長する意味で「class」そして楽しく「暮らす」スペース。
構成は食べる、働く、遊ぶなどが一つのワンルームの中で緩やかに繋がっていて、構造を兼ねた大きな額縁はその風景を切り取る役目を果たす。
建物の外観は既存の形状そのままに、屋根と外壁をすべて葺き替えている。室内の家族スペースは土間でつながった外部まで伸びる。
 
時には外で仕事をしたり食事したり、笑い声もマチに伸びていく。

葉山の家

  • 神奈川県三浦郡/改修
  • photo by ide
  • 敷地面積:148.76 ㎡